ファンデーションの思い出

自分が小さいころ、母親が化粧をするのを物陰から眺めるのが好きな変な子供でした。

まず髪をカーラーで巻きます。

前髪、サイドに手際よく巻いていきます。

次に、化粧水のビンを数回振ってコットンに垂らし、頬、おでこ、口元の順にあてていきます。

次に乳液を同じ順番で軽くのせ塗り込みます。

次に、下地クリームを塗った後にファンデーション。

どういう訳か、目が小さいのにファンデーションを塗るときは目を大きく見開いて、顔の角度を右に左に変えて鏡を何度も眺めながらパタパタと塗っていきます。

最後にアイシャドウと口紅を唇に何度も往復させて完成。

まさか娘に見られているとは思っていないらしく、ファンデーションを塗るときはスーパーモデルにでもなったかのようなドヤ顔で塗りたくっておりました。

そんなのを眺めいているうちに、自分もファンデーションとコンパクトが欲しくてたまらなくなりました。

散々、買って買って攻撃を繰り返しようやく買ってもらえたのは、お祭りの縁日でした。

父の実家に帰省ついでに近くのお寺の夏祭りに出かけたのです。

そこには、秘密のアッコちゃんのテクマクマヤコンコンパクトが売られていました。

「そういえばコンパクト欲しがってたよね。買ってあげるよ」

いや、自分、中身(ファンデーション)も欲しいんすけど。

心の中で思いましたが言い出せず、せっかくですので買ってもらいました。

しかし、妹と秘密のアッコちゃんごっこをしようとしたまさにその時、蓋がバキっと折れてしまったのです。

やっぱり本物が欲しい。と思いました。

その後、実際手にするようになったのは就職してからでした。

はじめは一つの化粧品メーカーで基礎化粧品からファンデーション、口紅、アイシャドウ全てそろえていました。

忙しい時はメイクも超手抜きで済ませています。

ひどい時は、日焼け止めからファンデーション。これだけです。

でも、最近のファンデーションは手抜きでもきれいに仕上がるものがあるので助かりますよね。

時間がある時はちゃんとメイクするようにしてますけどね(>_<)

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